上棟 Y’sの家づくり【3】 木摺+漆喰の家 

基礎が完成し、いよいよ上棟を迎えます。現場に、続々材が搬入されていきます。この建物は在来工法と言い現在では一番多い工法です。

在来工法とは、木造軸組法とも言い、耐力壁である筋交いなどや耐震金物などを用いて、壁量を確保する方式で、耐震的構造と分類しても

良い工法と言えます。伝統工法とは、考え方が違う工法なので別物として扱います。

簡単に分類をすると、在来工法=耐震(剛)構造 伝統工法=免震(柔)構造と考えれば分かりやすいかも知れません。

それぞれの耐震性のより詳しい説明はまたの機会に…

それぞれに長所や短所があるのも事実です。ご自身の計画に合った工法を採用してはいかがでしょうか?

 

上棟上棟上棟

安全に、それに化粧梁を汚さない様に… 頼みます大工さん。

 

 

この建物の構造材は、埼玉県西川材を使用しています。西川材は、優良木材として知られ、住宅用の建材としてとても高く評価されていま

す。スギやヒノキの育成環境として大変適している温暖な気候である地域で育った西川材は、強度も保証された良質な国産材です。

西川材の特徴は、年輪が目詰まりで色つやもよく良く、高い強度がある為、土台・柱・梁材に適しています。

木の強度を表すヤング係数(数字が大きいほど高強度)は、杉の柱材の全国平均値E70を超え、西川材はE80~E90となっています。

今回の建物は、構造材だけでなく、下地材や床材なども西川材を採用しています。

木材は、全国に優良な産地が多くありますが、都心から1時間程度の近場でも良質な木材もあるのです。

ワイズでは、産地の共同組合の協力のもと、さらに良質な材料を仕入れさせて頂いています。

 

 

湘南 ワイズ

ご希望の方に、西川材の産地を見学するツアーも開催しています。お気軽にお問い合わせ下さい。

                        

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ワイズは、湘南の建築を創造していきます


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