現在、日本の木造建築をとりまく環境はお世辞でも良いとは言えません。
木を扱う専門店である材木屋から建築会社、大工などのつくり手まで、自らが扱い販売している木の産地や乾燥方法すら理解していない人が多いのが現状です。消費者の方々は、専門家に任せておけば安心と思われていますが、その行為自体が、今の日本では非常に危険である事が残念でなりません。
その対策としては、家づくりを計画されている皆様が、つくり手に『集成材は使わない』『外国産材は使わない』『どこの産地の木ですか』『木の乾燥方法は?』『国産の無垢材を使用したい』と質問し、正確な回答が得られるかどうか?がご自身の身を守ることにつながるかも知れません。
当たり前の事だと思うのですが、一生に一度の買物と言われる家づくりです。ご自身の家の要である柱や梁などの主構造材が、どこの材でどのような方法で使われるかぐらいは知って頂きたいと思います。
そして壁や床、建具など、本物の素材との組み合わせで家をつくって頂きたいと思います。
壁の色やキッチンのデザインで頭を悩ませる前に一番重要な事のひとつだと思います。
そうすればおのずと健康で高耐久でランニンングコスト(維持費)にも長けた家ができるはずです。
『国産の天然乾燥の無垢材を本物の自然由来の素材の組み合わせでつくる』それだけで、国内だけでなく世界的な運動でもあるCO2削減に貢献しながら
何より大切はご家族の健康と財産をも守る事にもつながります。
湘南 ワイズは地域の建築を創造していきます