左官 瀬戸漆喰
瀬戸漆喰での下地が完成しました。10日ほど、養生期間をとります。『木摺パネル』に塗った直後は、杉材の灰汁が染み出しますが、時間の経過と共に消えます。
この下地の上に、内部は『瀬戸漆喰』、外部は『本漆喰』にて仕上げます。
外部の一部は、板倉の杉板を止水処理して、そのまま外壁の仕上げとして化粧で見せます。
日本の建築は、大工・左官・建具の三本柱が、技術的にもしっかりとしていなければいけないと思います。
近代では、新建材や新工法に慣れてしまい(悪く言えば勉強不足、手抜き)、本来、日本建築の原点となる、材料や職人技術をないがしろにしているのでは
ないでしょうか?昨今では、自分達が使用している材料や材木などの産地も知らない職人や業者が多いのも現実です。これからも弊社では、日本伝統の
技術を持つ職人達や共に日本の建築や今後を考えている方達と共に、今一度、施主様に原点を見直して頂ける様な建築に携わりたいと願っています。
瀬戸漆喰(高強度漆喰→詳しくはこちら) Y’sでは、『瀬戸漆喰』『木摺パネル』の販売も行っています。詳しくはお問合せ下さい。
これからもワイズは、湘南の建築を創造していきます。
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